運営管理を学ぶ上で役立つにちがいない -
そう思って昨日、算数・数学の本と一緒に購入、そして一気に読んだ。
制約理論について下地がある人も、私のようにそうでない人も、
すぐに読める一冊。
でも、ちょっと、微妙~。
何が新しいのだろう、とシロウトの私には疑問符が湧く。
小売業のありかたが根本的に変わるかも知れない、といわれても、
どうも現場的なイメージがはっきりと伝わってこない。
そう感じるのは私だけだろうか?
日本の小売業の一部はもうとっくに、こうした集中管理を行っていると思うけど・・・。
ちがうのかなぁ?
全体最適を個店から実現してゆく、という物語の設定が、
私には現実的なイメージとしてすんなり入ってこなかった。
経常的に行うカイゼンレベルでオペレーションを少しずつ効率化させることならまだしも、
個店のニーズだけを理由にリージョンのロジを変えるるというのは、ちょっと考えにくいと思う。
・・・ うーん、どう考えても、微妙。
変化する市場、あてにもならない需要予測・・・
確かに解は「時間」 という切り口にあることは理解できる。
でも、こうした制約は、いわゆるGivenなのではないのかなぁ?
そして、そこに必要なのは、人間のアタマと、協働の精神、
熟練の勘、そして有効に機能するシステムの融合ではないのかしら・・・と。
この一冊は、私のようなシロウトにとって、
小売業の運営管理として学ぶべき点はあまりなかったような気がする。
個人レベルであれ、個店であれ、リージョンであれ、全体最適うんぬんの前に、
考えることの大切さは、それなりに伝わってきた。
それでよしとしよう!!
もしかしたら、翻訳文がこなれていないせいかもしれない。
春樹さんだったら、もっと違う訳になっていたかも!?
2009-11-25
ザ・クリスタル・ボール
ラベル: Core-2. 運営管理
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