運営管理を学ぶ上で役立つにちがいない -
そう思って昨日、算数・数学の本と一緒に購入、そして一気に読んだ。
制約理論について下地がある人も、私のようにそうでない人も、
すぐに読める一冊。
でも、ちょっと、微妙~。
何が新しいのだろう、とシロウトの私には疑問符が湧く。
小売業のありかたが根本的に変わるかも知れない、といわれても、
どうも現場的なイメージがはっきりと伝わってこない。
そう感じるのは私だけだろうか?
日本の小売業の一部はもうとっくに、こうした集中管理を行っていると思うけど・・・。
ちがうのかなぁ?
全体最適を個店から実現してゆく、という物語の設定が、
私には現実的なイメージとしてすんなり入ってこなかった。
経常的に行うカイゼンレベルでオペレーションを少しずつ効率化させることならまだしも、
個店のニーズだけを理由にリージョンのロジを変えるるというのは、ちょっと考えにくいと思う。
・・・ うーん、どう考えても、微妙。
変化する市場、あてにもならない需要予測・・・
確かに解は「時間」 という切り口にあることは理解できる。
でも、こうした制約は、いわゆるGivenなのではないのかなぁ?
そして、そこに必要なのは、人間のアタマと、協働の精神、
熟練の勘、そして有効に機能するシステムの融合ではないのかしら・・・と。
この一冊は、私のようなシロウトにとって、
小売業の運営管理として学ぶべき点はあまりなかったような気がする。
個人レベルであれ、個店であれ、リージョンであれ、全体最適うんぬんの前に、
考えることの大切さは、それなりに伝わってきた。
それでよしとしよう!!
もしかしたら、翻訳文がこなれていないせいかもしれない。
春樹さんだったら、もっと違う訳になっていたかも!?
2009-11-25
ザ・クリスタル・ボール
ラベル: Core-2. 運営管理
2009-11-24
やっぱり計算力
計算が苦手、というのは今にはじまったことではない。
運営管理のテキストを読み進めていて、線形計画法でエンスト!
こんな計算問題に引っかかっていては、進むに進めない。
誰にも聞けない中学生レベルの数学、
高校1年生レベルの1次不等式…
もう何十年も前に目にした公式…。
駆け込んだ本屋さんで見つけた1冊がこれ-
『小・中・高の計算がまるごとできる』(著:間地秀三、ベレ出版)
私にとっては非常にありがたい、とてもとても親切な本です。
こんなレベルで、発注量の計算とかできるようになるのかなぁ…
ラベル: Core-2. 運営管理
2009-11-22
カード式暗記か、ノート作成か?
受験勉強を開始したというものの、なんだかいまひとつ、自分のパターンができないでいる。
TBCから『年間学習計画』という簡易版のガントチャートが送られてきていたので、もういちど全体を俯瞰してみることにした。そこには、企業経営理論から学習を始めてください、学習ペースがつかめたら財務の学習を並行して開始してください、と書かれていた。 こちらからTBCへ事前に送付した自己分析(SWOT)に、とにかく財務・会計といった数値が苦手と書いたことから、このようなアドバイスになったのかと思う。 その財務・会計も企業経営理論も、テキストを一通り読んで、DVDもすべて観た。だが、その後が問題。サラリ、サラリと教材を流してしまい、DVDを観ながら教科書にメモしていくという“お気楽な”やり方では、受験勉強というには程遠いのではないか、と疑念が沸いて来た。
ノートも作っていないようでは、暗記どころではない、のかもしれない。カードを作るべきなのでしょうかね?一応、暗記ペンなるものと、赤い下敷きを買ってはあるのですが…。
本気モードに入ったはずが、すでにラビリンスの中に迷い込んだようだ…。■
2009-11-20
企業-強さの条件
11月19日の日経朝刊一面に、「トヨタの出直し宣言」という連載記事がある。
その中に非常に面白い引用がいくつかあった:
-- 米国では1500万頭の馬が20年でクルマに置き換わった(豊田章男社長)
-- 自動車産業の参入障壁は格段に低くなった(フィスカー社長)
-- パソコンを組み立てるようにモーターや電池を外部調達する(フィスカー社長)
-- スモール・ハンドレッドの時代(村沢・東大特任教授)
-- トヨタは80年代、スモール企業の先頭にいた(記者)
リーマンショックを境に、トヨタは規模の追求から小さなトヨタへと変貌し始めている。
大きくなることで、本当の市場要求が見えなくなってしまったのか、新興国にオーバースペックのクルマを展開するトヨタには、もう80年代にあった強みはなくなったのかもしれない。
これから5年以内に、自動車産業は、大きく様変わりしそうだ.
企業が強さを維持する条件とは?
大きな命題になりそうだ。■
ラベル: Core-1. 企業経営理論
2009-11-18
Google Chromeは早い!
ネットの有効活用は、どんな資格試験に臨む方にとっても、定石と思います。
今日、Bloggerの仕様をあれやこれやと触っていて、Google Chromeに遭遇。
502号教室に遭遇したときの驚きには及びませんが、Chromeは結構使えます。
サイト表示に要する時間がIE8に比べ、格段に早いと思います。
難を言えば、フォント。
日本語フォントの自分のブログが、新華社通信のサイトから飛んできたページのように、漢字がちょっと不細工。
速さゆえのTrade Offと、このままChromeを使い続けます。
さて、今夜も帰宅後、教科書の整理です! ■
Bloggerの設定はちょっと難しい
ブログ2日目。
中小企業診断士試験についてインターネットのあちこちを彷徨い、すごいサイトに辿り着きました。
【診断士受験502号教室】というサイト名。何万という受験生、診断士さんたちのブログがリンクされているのは、圧巻!
この502号教室にリンクをつけていただこうと、自分がブログ初心者であることを忘れ、いきなりメールを出したのは良かったのですが・・・。
やはり、サイト運営者の方にお手煩わせしてしまうことになりってしまいました。
このBloggerという場所についてすらよくわからないまま、AdSenseもSite Feed のRSS送信設定をどうすればよいのか、何もわからずとにかく初めてしまうこの度胸!
502号教室の管理人さん、本当にすみません。
的確なご指摘で、助けられました!
晴れて合格のお知らせがこのブログに残せるまで、1年、いえ、ひょっとすると2~3年は、多くの方にお世話になり、ご迷惑をおかけしそうですが、よろしくお願いします。
■
2009-11-16
今夜から本気モード!
既に退職された元上司から久しぶりにメールを頂き、ほぼ5年ぶりにお会いしたのは9月のことでした。
蒲田駅近くにある、鶏の専門店(というか、焼き鳥屋さん)で一献。 本社から子会社へ社長として出向し、そのまま出向先で定年退職となられ、今は悠々自適・・・こちらとしてはうらやましい限りの生活を送っておられるのかと思いきや…。
庭の手入れをしたり、犬の散歩に出かける日常に、いてもたってもいられなくなっているらしいではありませんか。
それもそうですよね。通算10年以上に及ぶアメリカ駐在経験や、東南アジアでの子会社トップとしてのご経歴もある方。日本へ戻り、私の上司となられた頃には、それこそ“鼻から熱風が吹き出しそうな”勢いで活躍されていた方でした。 なので、何かやりたくて、うずうずしておられる様子を目にしても、さほど驚きはありませんでした。
定年後の自分をイメージしながら現在の生活設計をしてゆくことが大事だということは、よくわかるのですが、そこから先にどうしても進めない。 もしかしたら、私よりもずっと先輩の元上司も、十数年前の現役時代には私と同じようなことを感じていらしたのかもしれません。 定年後に備えて今から着々と蓄えるものは蓄え、人的ネットワークを大事にしてゆかなければならないと、現役時代にはっきりと自覚しながら生活できるほど、余裕はないのが正直なところではないでしょうか。
そんな久々の再会をした9月から早2ヶ月。 それから先輩からのご連絡はありません。
が、私は決意しました。
「そこから先・・・」につなげるための一歩として、再び勉強することにしました。
中小企業診断士です。
絶対になります。
中小企業の日本力を世界に発信してゆくお手伝いができるよう、そしてそれが私のライフ・ワークになるよう、勉強を始めます。
遅すぎることはないと信じて、今日から本気でスタートです。■
マンション
昨日、私の住むマンション管理組合の臨時総会が行われた。
今年4月から副理事長の役を担い、マンション内のコミュニケーション改善という課題に取り組んできた。 そして今回、臨時総会の場でASPを利用したマンション専用HPを立ち上げようと提案したが、決議は保留。 総会後の理事会では、理事メンバーまでもが異論を唱える状況に・・・。
新しいことをはじめる場合、何らかのResistanceはある。それは覚悟していた。しかし、それにしてもカチカチ頭の方ばかりで、こちらが提案した内容を発展的な気持ちで受け止めようとする人はいなかったことは、非常に残念でならない。
昨今、自殺サイト問題や、掲示板の誹謗中傷によるいじめ問題などが世間を騒がせており、本来なら有効な生産性の高いシステムがそのとばっちりを受けてしまう。悲しいかなこれが現実、と開き直るべきか、悩ましい。
そんな中、勇気付けられる出会いがあった。現役の理事も脱帽するほどの行動力で、インターネットから総会議案関係の情報を下調べして参加されていた方がいらした。83歳になられるとのことだったが、その積極性はまだまだ現役。
50代にどう過ごすか、それがきっと、80代の自分を決めることになるのかもしれない。
そこまで長生きすれば、のはなしではあるが。■